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復活のTURBO

  • 執筆者の写真: Takeda Hirotsugu
    Takeda Hirotsugu
  • 2017年9月2日
  • 読了時間: 2分

この間S.E.S.のことを書きましたが、他にも90年代〜2000年代初頭にかけて活動していた人気歌手が最近になって何組か復活を遂げています。

これは、『無限に挑戦』というバラエティ番組の、90年代の歌手をもう一度表舞台に引っ張り出してコンサートをやろう、という企画がきっかけなんですね。『無限に挑戦』は日本でもCSで放送されているので、見たことがある人もいるかも知れません。

当時のファンが喜んだのは当然ですが、やってみたら思いの外若い世代の反応が良かったんだそうです。親がファンだったから、という人たちも少なからずいたようですが、90年代のK-POPというのは一種独特な雰囲気があるので、当時を知らない人たちにとっては結構新鮮だったのかなと思います。

TURBOもそういう復活組の一つです。これは『無限に挑戦』で放送されたシーンですが、楽屋もまとめて盛り上がりまくっちゃってますね。

TURBOはシンガー&ラッパーの二人組で、キム・ジョングクのハイトーンボイスと、キム・ジョンナムのキレキレなダンスとクセの強いラップが特徴的でした。ところが、キム・ジョンナムが事務所と揉めて脱退(というか退社)してしまいます。 代わりマイキーというラッパーを迎えて活動を続けたものの、結局キム・ジョングクがソロに転向したのをきっかけに解散してしまいました。

キム・ジョングクは『一人の男』という曲が大ヒットし、近年は主にバラエティで活躍していますが、キム・ジョンナムとマイキーはほとんど表舞台から姿を消してしまいました。

仕方のないこととはいえ、微妙に後味の悪い終わり方でした。

そして去年、TURBOは三人組として復活しました。

これといって仕事がなかったらしいキム・ジョンナムとマイキーの救済的な意味もゼロではなかったらしいですが、ファンにとっては、割り切れないものを残したままだったTURBOの終焉を「無かったこと」にする最良の形だったんじゃないでしょうか。

これは8月に出たばかりの新曲です。なんか古臭いといえば古臭い曲調ですが、最近のK-POPってちょっと垢抜け過ぎちゃってる感じもするんですよね。

もっとこういう感じの曲があっても良くないですか?

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