Lovelyzの新曲종소리(Twinkle)
- Takeda Hirotsugu
- 2017年11月17日
- 読了時間: 2分
このところ、韓国のアイドル歌謡はどんどん歌の比重を軽くする方向に進んでるわけですが、もちろん全部が全部というわけではなく、正攻法でやってるグループもちゃんとあるわけで、特にLovelyzは現役の正統派アイドルグループとしては最高レベルの実力を持ってるんじゃないかと思います。
もっとも、元々歌唱力のある新人を発掘して作られたグループですから、当然といえば当然なんですが。
今回の新曲もそうですが、Lovelyzの最大の魅力はやっぱり声なんですよ。
彼女たちのコーラスには何とも言えない癒し効果があるような気がしますね。
アイドルはビジュアルが大事っていうのはもうその通りなんですが、歌に魅力のないグループっていくらビジュアルが良くても結局長持ちしなかったりするんですよね(まあ、歌の実力は全く問題ないのにデビュー曲の選定で完全に失敗しちゃったグループもありはしますが)。
過当競争気味の市場で売って行くためにはユニークなコンセプトが必要なんでしょうが、コンセプト先行で全然歌がダメっていうグループがちょこちょこ登場しては消えて行くのを見てると、ちょっとどうなのかなと思っちゃうわけです。
Lovelyzの場合、韓国テクノの立役者の一人でもある作曲家ユンサンが育てたグループなので、そういう面ではかなり恵まれていました。
Lovelyzはこの「Candy Jelly Love」で方向性が固まりました。
曲の作り方がユンサンの職人芸っていうんでしょうか、イントロで使われている80年代っぽいシンセサウンドが当時結構新鮮だったんですが、この音って目立つ割に歌を全く邪魔しないんですね。歌が始まると完全にLoevlyzの声の裏側に回っちゃうわけです。
歌が始まってしまえばあとは彼女たちの声で聞かせちゃうと。
そしてその次に来たのが名曲「Ah Choo」でした。これでもうLovelyz=歌の上手いアイドルっていうイメージが完全に確立されたと思います。
現在ユンサンはプロデュースこそしていないものの、相変わらず指導したり相談に乗ったりはしているそうで、今後も大事に育てて行ってくれるんじゃないかと思います。
いや、ほんとにこういうグループは長く活動して欲しいんですよね。
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