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Twiceの新曲Likeyもヒット確定?

  • 執筆者の写真: Takeda Hirotsugu
    Takeda Hirotsugu
  • 2017年10月30日
  • 読了時間: 3分

Twiceの新曲が出ましたね。

サナが綺麗になったとか、ダヒョンが相変わらず可愛いとか、ジヒョが持ってるビデオカメラにSIGNALの宇宙人くんっぽいシールが貼ってあるのが心憎いとか、そういう当然の話はおいといて、ちょっと違う切り口から書いてみます。

今回の曲も、入念に仕上げてあるっていうのか抜かりがないっていうのか、ヒット確定な感じになってます。

日本人メンバーが3人もいることとか、ダンスが面白いこととかが話題になりがちですが、Twiceの曲って聞いた瞬間に「あ、売れそう」っていう感じがありますよね。

今回の曲は今や中高年にまで浸透してる「インスタ映え」という言葉に代表されるような、SNSの世界をテーマにしてるわけですが、例えばこの曲を去年出してたらダメだったと思うんですよ。

アイドル歌謡って大体10代が主要ターゲットだと思うんですが、やりようによっては「10代だったことのある大人」もかなり取り込める音楽なんですよね。大人になったからといって子供じみた感情が消えてなくなるわけでもないですし、むしろ日頃表に出してない分、大人の方が敏感に反応しちゃったりすることもあるわけです。

ただし、それはあくまでも「歌詞の意味がわかれば」という条件付きなんですよね。

去年だとまず間違いなく中高年層は「インスタ映え」なんて概念を知りませんでしたから、その状態でこの曲を聴いても途中で置いてきぼりになっちゃったんじゃないかと思います。

若い子たちの間に浸透し切って、少なくとも知識としてはかなり上の世代まで知られている今の状況は、この曲をリリースするのにちょうどいいタイミングですよね。

そういえば、「TT」が大ヒットしたのも去年の秋でしたが、あれも幅広い年齢層に普及している顔文字をネタにして、しかも曲調は80年代末〜90年代のテイストを強めにするという念の入れようでした。

実際、7月に日本で開催されたショーケースライブは、チケットを購入するためにはファンクラブに加入しなければならないという、オヤジ層には比較的ハードルの高いものだったにも関わらず(金銭的にはともかく精神的にね)、結構普通にオヤジファンを見かけましたから、作り手の作戦は今の所至って上手く行っているようです。

とはいえ、他の芸能事務所もTwiceの成功をいつまでも指をくわえて見ているはずはありません。

それはとりも直さず、今後更に面白いグループがガンガン出てくる可能性があるということです。とりあえず今年から来年にかけての注目はLOOΠΔ、Good Day、ELRISあたりかなと思うんですが、どこのグループもダンスがどんどん激しくなって来ているので、体を壊さない程度に頑張って欲しいもんですね。

LOOΠΔはちょっと面白い売り方をしているグループなので、また改めて書きたいと思ってます。

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