消えたガールズグループたち1
- Takeda Hirotsugu
- 2017年9月5日
- 読了時間: 3分
長年K-POPを聴いていると、デビューしてすぐに消えてしまう歌手というのも数限りなく目にします。
その大半は名前すらもう憶えてませんが、中には「消えないで欲しかったな〜」と時々思い出すような歌手もいます。
とはいえ、消えてしまうのにはそれなりの理由があるわけです。
まさかこれがヒットするとは!っていうのは何回か経験しましたが、これがヒットしないとは!と思ったことは一回もないんですよね。
というわけで、このまま忘れ去られるのはちょっともったいないかなと思っているガールズグループを2つご紹介します。
まずは2010年にデビューして消えたChocolateというグループです。
米中韓のメンバーで構成される海外市場を意識したグループだったはずなんですが、これ一曲で終わってしまいました。
実はこの曲、Mercuryというインディーズグループの曲をカバーしたものなんですよ。
いい曲だとは思うんですが、仮にもアイドルグループのデビュー曲としては地味というか単調というか・・・。
この頃、インディーズからちょこちょこ海外で評価されるようなアーティストが出はじめていたので、そこにあやかろうみたいな思惑があったのかも知れませんが、見事に裏目に出てしまいました。
それに加えて、Chocolate自体がビジュアル的にバラバラで、それを妙な衣装で強調してしまったというのもまずかったかも知れません。
この曲は僕の2010年夏のヘビロテだったんですけど、僕が何回聴いたところで売上に影響するわけもなく、秋が来る前に姿を消してしまいました、
2番目はmyb。
2015年にデビューしてシングル2枚で解散したグループです。この曲も2015年のヘビロテでした。
チア風ダンスの走りみたいなグループで、Chocolateとは逆にグループとしての統一感を最重視したビジュアルになっていますが、多分それが裏目に出たんじゃないかと思います。
しかも、このグループも衣装はこれで良かったのか?と思わる何かがあります。
歌番組に出てもフルサイズで歌わせてもらえなかったり(間奏部分がカット)、バックダンサーがつかなくなったりと、ちょっと悲しい終わり方でした。
イタンヨプチャギという売れっ子のプロデューサーが手がけているだけあって曲も良かったんですが、トータルで見た時に「なんか微妙にズレてる」感があったのも否めないところで、その後大人気となるヨジャチング(GFriend)やTWICEと比べるとやはり個性が弱かった感じはあります。
6人のうち2人は現在Bonus Babyというこれまたチア系のグループで活動中なんですが、こっちはこっちで何となく嫌な予感がするんですよねぇ・・・。
CDの時代と違って、今は解散したグループの曲であってもそう簡単に入手不可能になったりはしないので、何かのきっかけてリバイバルヒットとか・・・しないだろうなあ、やっぱ。
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