最初なので当たり障りのない四方山話を。
- Takeda Hirotsugu
- 2017年7月24日
- 読了時間: 2分
いきなりですが、最近CDって買ってますか?
僕はApple Musicのサービスが始まってから、すっかり買う枚数が減りました。ほとんどApple Musicでまかなって、CDでしか流通してないのがあったら買うくらいですね。ひどい時は月に100枚とか買ってたんですけど、今は多分月に数枚だと思います。
一方、同じアルバムを何回も買ってるっていうケースもあるんですよね。
80年代にリリースされて、90年代にデジタルリマスター盤が出て、2000年代に入って「最新リマスター+ボーナストラックのスペシャルバージョン」とかが出て、更に「高音質最新リマスター盤」とかが出ちゃうようなCDです。
僕はそういうのを結構こまめに買っちゃってます。
その他にも、レコードプレーヤーを持ってなかった頃にカセットテープで買って、その後レコードで買い直して、CD化されたらまた買い直して、更にリマスター盤を・・・みたいなのまで含めると結構な枚数になってます。
これって多分、アイドルのファンが同じCDを何枚も買うのとそんなに違わないのかなと思います。そのアーティストに対する愛情の深さをCDの購入枚数っていう形で表現してるわけですね。
リマスターで音が良くなるのと、トレーディングカードとか握手券とかオマケがついてるのとでは意味が違うかも知れませんが、どっちが嬉しいかというのはもう買う人の好みですよね。
ここに「廃盤」っていうものも含めて考えると、買う側がアルバム一枚に対して支払いたい金額にはもの凄く幅があることがわかります。
Apple Musicみたいな定額制配信サービスでしか聞こうと思わないアルバムもあれば、廃盤専門店で1万円とか2万円とか払って買っちゃうアルバムもあります。
この動画の曲が入ってるアルバムがまさにそうなんですけどね。
アルバム制作費の一部をクラウドファンディングで調達するようなケースも出て来てますし、同じアルバムに対してたくさんお金を払ってもいいと思う人を確実に掘り起こして行く方法がこれから色々出て来るのかも知れません。
そういう場合、やっぱり見返りとして期待されるのは複製不能で希少価値のあるモノだと思うんですよ。サイン入りCDがもらえるとか、肉筆メッセージがもらえるとか。
少なくとも、パソコンを変えたりOSをアップデートしたら読み込めなくなるリスクのあるデジタルデータだけじゃあんまり嬉しくないんじゃないでしょうか。
そう思うと、物理的な形をもったメディアはそうそう簡単には無くならないのかも知れないですね。
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